2017-07

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『ろまん灯籠』読了。

もう月一の更新ですらなくなってきてるな…

今回は青空文庫で読んだ、太宰治の『ろまん灯籠』。

病院の待ち時間にためしに読んでみたら、意外と面白かった。

太宰治の知り合いの家族をモチーフに描いてるので、半フィクションといったところ。

個性的な4人兄弟が、今で言うリレー小説を書いていく話なんだが、その中身はもはや小説ではない(笑)

最初の一人はまだしも、次に続く人はだいたい「前の文章はこんな感じだったが、自分が思うにこうなので…」みたいな感じでいちいち自分の考えをじかに書き出している。

考えを物語に落とし込むより先に述べてしまう。その考えは、続く物語に影響はしているけれども、でも先に言っちゃってどうするんだ(笑)

太宰の人物描写って、その人のちょっとイラっとするようなところと、共感できるようなところと両方を指摘してくれているので、こいつ嫌だわー、とこ思っても完全には嫌いにならない。

次女は酷かったな…あいつ自分に酔って他者を近づけないタイプだ。

でも太宰の文は長男に同情的というか…一番気持ちを寄せていて、フォローしてる印象だった。「馬鹿にはされてるけど、こいつもこういう気持ちでやってるんだよ」って。

自分もそういう気持ちで生きてたのかね。

しかし、暇だからってこんな遊びするんだから、仲良いよなこの兄弟。

内心馬鹿にしながらもこんなことしてるんだから、まあ悪くないか…いや長男大変そうだけど。

しかしお祖父さんのメダルの話は、ほんと…まさかあんなオチが待ってるとは。

ラストあれに全員が感動とか、わりとシュールじゃないかね。


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鈍色

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鈍色だったり丼だったりYOUだったり、と場所によって名前が変わってます。でもだいたい丼と名乗る。
本と漫画とゲームをこよなく愛しつつ、しかし時折拒絶反応が出て、なおかつ活字中毒症状が出て死にそうになります。
歴史とか神話とか宗教とか大好きです。
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