2017-08

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古代ギリシャに思いを馳せてみる



アリストテレスともそろそろ一年くらいの付き合い・・・いや、講義も合わせたら二、三年くらいかな・・・。

まあプラトンにいたってはもう四年目ですけれど。

すべての著作を読んだわけではないけれど、いろいろ読んでて思ったのは、とにかく彼らの議論は現在でもまったく色あせないということ。

もう驚きですよ。だって紀元前だよ!

紀元前の人たちがしてた話が、今でも通じるように聞こえるとか・・・どんだけ人間進歩してないの(笑)

まあ、それだけ奴らの頭の中が進んでたって考えるのがいいですかね。



それにしても考えてみたら、当時のギリシャってすごい環境だよな。

時々戦争することもあるけど、基本的には平和で。

奴隷がいるけど一応は民主主義の先駆けみたいなことしてて。

そんで、一神教がないっていう。

一神教じゃないっていうのはすごい大事な要素だと思うんだ。

もしギリシャが多神教じゃなくて一神教だったら、哲学しなかっただろう。

だって考えるまでもなくあらゆるものごとに神様で説明がついちゃうんだぜ!

そんな思考停止、ソクラテスは認めないだろうが(笑)

多神教だと、神様がすごく人間っぽいところがある。

だからその分「完全に」すべてやってくれてるわけじゃないということで、考える余地があったってことかな。

そもそも多神教の場合、神様が人間作ったって言っても、「やべ、ちょっと失敗しちゃった」的な神話になるしね。

人間は完全じゃない、っていう出発点だから、いろいろ考えられたんだろうなあ。

そういう大事な条件がうっかりそろってしまったのが当時のギリシャだったと(笑)

そ、そういえばソクラテスってどうやって暮らしてたんだっけ・・・?

奥さんも子供もいるのに、毎日市場で立ち話して、いろいろやったけど・・・稼ぎはどうした?

友達に援助してもらってたんだったか?なんかで見た気がするけど、思い出せないや。

今で言えば、学問やって生きてるようなものだから、学校の先生みたいなものかなあ。

いや、パトロンに援助してもらって生きてる芸術家に近いのかもしれない・・・。

あっでもひとりじゃダメなんだった。相手がいないと。

それなら、時々サロンに出かけて問答して、パトロンに生活させてもらってる人って感じ?

でも、著作残さなかったからなあ・・・芸術家というのも妙だ。

まあいいや。彼はオンリーワンってことで。

プラトン以降はちゃんと学校作ったり本書いたりしてるからねえ。

プラトンがいなかったら、ソクラテスがどんなことしてたかわからないよなあ。

アリストファネスだか誰だかの劇に出てくるソクラテス像だとなんか困る。

ギリシャ人物列伝的なやつも、まあ劇ほど酷くないけど、なにしてたかいまいちわからないし・・・。

やっぱ本残してないと困るよなあ。でも本書いてたらソクラテスらしくないので、書かなくていいや。

とりあえずプラトンの本で多少は知ることができる・・・はずだし。

本物どうだったか確かめようがないから、もうあれでいいっていう。ちょっと投げやりな感じだが。

ソクラテスみたいなことされたら、そりゃあ誰でもイラっとするだろうけどさ。

私だってイラっとするわ。揚げ足とられてるような気がするし。

でも言ってること正しいと思うんだよね・・・あまりにも言葉を適当に使いすぎている、と思い知らされる。

おかげでなんだかソクラテス知ってから、定義に気を使いすぎているようにも思うけど。

でも定義大事!これを相手がどういう意味合いで使っているのか、っていうのを考えると、相手の言いたいことがちょっとわかる。

議論に食い違いがあったり平行線があったりする場合って、言葉遣いとか定義について考えると「ああ、そういうことか」ってなるんじゃないかと思うんだ。

完全に相手の意図を知ることっていうのは難しいと思う。

でも相手が使った言葉の意味を考えると、相手の目的が見えてくると思う。・・・例の都条例とかね(笑)

そういう意味ではソクラテスの産婆術は偉大だ・・・私は無知すら未だ実感できてないようなものだけど。

もうこれで卒論出したらとても残念なことに卒業なわけだが、きっと哲学とは一生付き合っていくんだろうな・・・。

だって私の興味あることって大体そっち方面だし。

本当ならもっとちゃんと勉強すべきなんだろうけど。でも授業出ても眠いだけとか無駄すぎる。

もし卒業後にまた勉強したいって思えたら、また大学か大学院にでも自力で入るだろうし。

いやそこまでの行動力があったらの話だけど。

たぶん本の方はずっと読むと思う。

ただ、図書館とかだと哲学の本あっても、古い訳だったりして読みづらいことあるからなあ・・・。

そうなると自分で買うしかない・・・けどけっこうリスク高いぞ。

でも今回の卒論でも使ってる、京都大学学術出版会の訳は新しくて読みやすいんだよ。

古いやつだと文字も読みづらいし、言い回しが現代人にはわかりにくかったりして、まず日本語が理解できないことあるからなあ。

普通に文庫で売ってるニコマコス読むとびっくりする。

文字の大きさとか書体の問題もあるしね。良いテキストっていうのはそういうところもちゃんとしてないと。

あとそれが手軽に手に入ってくれないと、困るかな・・・今使ってるニコマコス、5000円するし・・・。

そりゃあ研究者はいいけど、一般人からすると手が出しづらい値段だよ!

だからって文庫だと読みづらいし。

ほんとにつらいっす。翻訳モノは。

でもほんと、訳者によって全然読みやすさ変わるからな・・・特に学術系の翻訳って大変だ。

素人じゃ訳せないもんねえ。それについて深く理解してる人じゃないと、意味を汲み取って訳せないから。

・・・原語読めるのが一番だけど、それこそ専門家じゃないと理解できないし・・・。

学術書っていうのは難しいねえ。

でもそのうちもっとプラトンとアリストテレス読みたいな。

他のも。つーかもう何年も前から思ってるけど、いつかニーチェをちゃんと読みたい。



なんか長いからここまでにしよう。

結論としては、やっぱソクラテスはパネェっす。

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鈍色

Author:鈍色
鈍色だったり丼だったりYOUだったり、と場所によって名前が変わってます。でもだいたい丼と名乗る。
本と漫画とゲームをこよなく愛しつつ、しかし時折拒絶反応が出て、なおかつ活字中毒症状が出て死にそうになります。
歴史とか神話とか宗教とか大好きです。
哲学無き人生は無意味。とか言ってみる。

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