2017-10

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趣味ってけっこう特殊なものだなぁ


私の趣味は読書だが、その本の中身については限定していないわけで、小説でも歴史書でもなんでもいいわけで、だったら別に何が好きでも同じなんじゃないかと多少は思う。

そんな感じです。


こないだ妹が、『なんで40過ぎのオッサン可愛いとか言ってるんだろう、自分・・・』とか言ってました。

良かった、自覚あったんだね。変だとちょっとは思っていたんだね。

うん。彼がアラフォーなのは私としてもショックだが、でもそれがファンってものだろう。

好きなれ好きでつっぱしれ。





いやむしろそれはどうでもよくて。

悩んだのだ。

相関図を書くという話。

どっちバージョンで書くのかということ。

マジでリアルに車そのものに即した設定のみを書くのか。

それとも人型重視で、学園モノとも言えるバージョンを書くのか。

ヘタリアで言えば、通常バージョンとW学園バージョン。

後者の方がちょっと分かりやすい。

でも前者がそもそもはベースなわけで。

あ、そうだ。後者で書くならちゃんと名前つけてあげないと。

ちなみに私は名前マニアというかこだわり派なので決めるまでが長い。

それもまた私の趣味。

そういえば、前に出して即行下げた例の死ネタ。

設定を代わりに出しといたけども、やっぱり一度出したからには再度出さなければ駄目か。

下手すぎて死にそう。

ああいうのは感情移入がとても大事なわけですが、そんなものできないくらいだと思うぞ。

うんまあとりあえず、今度も出してみて、様子見てまた下げると思う。

だって羞恥心くらい私にもあるし・・・。

そういうわけだ・・・追記なんか見てみればいいんじゃない?


自動車の擬人化というやばいジャンルです。ご注意を。





見慣れた場所。
仕事でよく訪れる自動車整備工場だ。自分は今、その駐車場に停まっている。
外に開かれた作業スペースも、馴染み深い。
ただ。
知っているはずなのに初めて会ったような、それなのによく知っている光景。
暗い屋根の下に鎮座した――――鎮座させられたその小さな自動車は、記憶の中とは違う、無残な姿をさらしていた。


彼女は軽自動車だった。
某大手自動車企業で製作された、いわゆる『スポーツカー』だ。
小さなその車体には、二人の人間しか乗せることができない。座席のすぐ後ろにエンジンがある。
天井は開閉ができ、広い大地で風を受けながら走るのが似合いそうな、そんな車だった。
だが今はその面影をわずかに残すのみで、ボンネットはひしゃげ、鉄板がめくれあがっている。
フロントガラスには蜘蛛の巣状の亀裂ができて、白くなった破片がこびりついていた。
赤い塗装の中から灰色の中身が見えていて、塗装のおかげでそれが彼女だったとかろうじて分かるくらいだった。
ひどい事故だった。
追突事故だ。
信号待ちの時、後ろからぶつけられて前に出たら、右から走ってきたトラックが側面にぶつかった。
右側ということは、運転席のあるあたりだ。
運転手は即死亡。
本当ならば黒いはずの座席を赤く染めているのは、彼女の体の色とは違う赤だった。
彼女は己の中に主を内包したままで、その死を胎内で直接感じ取ったのだ。
それは自動車として、主との最悪の別れの一つだろう。
いや、そんなことよりも。
彼女は死んでしまった。生命を奪われてしまったのだ。
もう動くことはない。
大破した体には、まるでえぐりとられたかのような痕があった。そこから中を覗けば、大きな部品はちぎれ、細かい部品は砕かればらばらになっているのが見える。
走り回るために必要な部品をたくさん失ってしまったのだ。
エンジンは動かない。爆発したエネルギーをタイヤに伝えることもできない。
彼女は車として致命的な傷を負った。


影の中にうずくまる彼女へ目をやる。
満身創痍、というのとは違う。無防備な状態で蹂躙された、痛々しさが目立つ。
事故現場でもこぼれた部品は回収されていたが、ここに運ばれてきてからも自分の中身を大量にぶちまけた。それはもう元に戻らない。
そうならないよう、慎重に運んだつもりだったのに。
そんなことは無駄だったのだ。
当然だ。
どれほどキャリアカーの自分が気をつけていても、既に起きてしまった事故はどうしようもない。その事故で壊れてしまった車も、治せるはずはない。こぼれ落ちるものをすく

うこともできない。
自分の仕事は、動けなくなった車を運ぶこと。
運ぶだけで、それ以外のことは何もできない。ただ、彼女の体が少しだけ軽くなったような、奇妙な変化を感じただけだ。
しかも、載せた相手は既に壊れてしまっていたのだ。
運ぶ途中で、すぐに整備工場へ連れて行くから、と元気付けることもできなかった。
出会った時はそれができた。
そうだ――――彼女と初めて会ったのも、仕事の時だった。彼女が突然、路上で動けなくなったので、持ち主から会社に電話がかかってきた。それで彼女を俺が、整備工

場まで運んだのだ。
たいしたことはなかったが、それまで体のどこかが壊れたことなどなかったらしく、随分と落ち込んでいた。
まさか直してもらえても売り飛ばされたりしないだろうか、と不安でもあったらしい。
だからたくさん会話をした。彼女を載せている間、俺にしては珍しいことにほとんどずっと喋りっぱなしだった。
そうしたら、好意を持たれてしまった。懐かれた、とでも言うべきだろうか。
仲良くなったのは確かにそうだが、実際に彼女が俺をどう思っていたかというのは、よく分からない。
今となっては、確かめようがない。
彼女はもういないのだから。


そう、いないのだ。
もはや彼女はこの世のどこにも存在しない。
そもそも、俺達は人間に作られた、ただの金属の塊だ。
さまざまな形に加工された無機物が組み合わさって、『自動車』という一つの装置を作っている。
生み出された理由は、人間や荷物を載せて運び、遠くまで走ること。種類によっては、安全性を無視してとにかく速く走ることを目的として作られた仲間もいる。
だが、それだけだ。俺達はみずから生まれようとしたのではない。生きようとしているのでもない。
人によって生み出され、使われ、人の都合でどうにでもなってしまう、ガラクタなのだ。
その最たるものが、今の彼女だ。
彼女はある人間の行動によって、自動車としての生命を完全に絶たれてしまった。むりやり奪われてしまった。
彼女が再び元気に走り回ることはない。
しかし、その体には利用価値がある。
部品だ。
彼女の型は、すでに生産中止になっている。これ以上同じ姿の仲間が増えることはなく、現存しているのが仲間のすべてだ。
ゆえに、その部品も車体同様、今はもう作られていないものがある。
そういう部品で使えそうなものが彼女の体に残っているのならば、それだけを取り出して、仲間の車のために役立てることができる――――。
リサイクル、とでも言うのだろうか。
人間はそういうことが好きだ。
一度使ったものでも、別のものに流用したり、加工しなおしてまったく違うものとして使ったりする。
本来ならば、もはや用済みであるはずのものを、新しく生まれ変わらせる。
人はそれを喜ばしいことだと言う。
もちろん俺達は人に求められて生まれ、使われ、生かされているのだから、そうやって人に喜んでもらえるのは本望なのだろう。本当は。
――――冗談じゃない。
そうは思えない。
人間にとって俺達はただの金属の塊で、自分の意のままになるべきものだ。当然、用済みともなれば処分する。そして代替品を得る。
だが俺達は、みんなそれぞれ違う。
たとえ型が同じでも、色が同じでも。
量産品でしかないけれど、俺達はみんな『同一』のものではない。
速度を上げた時の調子が違う。
部品の消耗の仕方がはやかったり遅かったりする。
人の目からは同じにしか見えなくても、俺はただの『キャリアカー』ではなく、彼女もただの『軽自動車』ではないのだ。

俺にとって『BEAT』という名の車は、綺麗な赤い体で、よく動き回る、かつて自分の体に載せた彼女以外にはありえない。

どれほど多くの部品を失っても、どんな姿になっても、彼女は彼女でしかなく、俺は俺でしかない。
いくつかの部品を新しいものに交換したとしても、その体に宿るのは彼女だ。
彼女に使われていた部品が別の誰かに与えられることになっても、それは彼女のものだ。
パーツの一つ一つが彼女であり、彼女の一部なのだ。
だから。
彼女だったはずの、彼女のものだったはずの部品を他の車に使うスペアにするなんて。
人間達は『彼女』のことなどどうでもいいのだ。持ち主でさえ、きっと彼女が『使えなく』なれば、別の誰かを購入していたに違いないのだ。
俺達は所詮、大きな消耗品だ。
俺達の生死はどこまでも人工的で、あっけない。
さんざん使われて、『寿命』がくれば廃棄され、忘れ去られていく。
以前あの人がそういう車を持っていた、というかすかな記憶が残っていれば良い方だ。
販売記録などはある程度の間残されているかもしれないが、それすらなってしまえば、彼女がかつて存在したという証拠は、どこにもなくなってしまう。


自分がいるのは陽の下。
彼女のいる闇の中とは、あまりに違いすぎる。
どうして彼女はこちら側にいないのだろう。
自分の体をばらばらにされるのを、暗いところで静かに待っている。
きっともう、疲れたのだ。
走ることも。
人間のわがままに付き合うことも。
こうしてぼろぼろになって、ようやくゆっくり眠ることができる。
彼女はもう、目を開けることはない。
道路を走ることはない。
体のことを気にする必要はない。
人に使われることはない。
だからこれでいいのだ。
俺達は人のように、存在の証拠として子孫を残すこともなければ、明確な血縁関係もない。
だから俺は彼女を忘れない。それが唯一の、彼女の存在証明となる。
赤くて綺麗な姿をしていたこと。
初めて会った時に、持ち主に対してひどい悪態をついていたこと。
偶然にも同じ整備工場で車検をすることになり、それから何度も会って喋ったこと。
走るのも好きだが、運転手の体を気遣って、あまり長く運転して欲しくないと思っていたこと。
そして、事故に遭って、こんな形で終わりを迎えることになってしまったこと。
全部。
俺が知っている限り彼女に関するすべての記憶を、この体の部品の一つ一つにまで刻みつけよう。
いつかこの体が失われても、俺の一部だったあらゆる部品が記憶を宿していられるように。
他の車に使われても。
溶かされてまったく別のものになったとしても。
そこに記憶が宿るように。
そして受け継がれるように。
隅から隅まであますところなく、憶えていよう。
眼前に横たわるこの光景でさえも、彼女の一部なのだから。
だから、今は、

――――――おやすみなさい。



******




死にそうだ私の心。

これ、一応修正したんだよ・・・そうは見えないと思うけど。

泣きそうだ私の脳。

この文章書いてた時、頭の中で『美しい名前』流れてた・・・。

その曲を知ったのはヘタリアMAD。朝菊。

どこまでも擬人化な私。orz

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鈍色だったり丼だったりYOUだったり、と場所によって名前が変わってます。でもだいたい丼と名乗る。
本と漫画とゲームをこよなく愛しつつ、しかし時折拒絶反応が出て、なおかつ活字中毒症状が出て死にそうになります。
歴史とか神話とか宗教とか大好きです。
哲学無き人生は無意味。とか言ってみる。

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