2017-07

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どうも、丼です。

ここはたまに丼が読んだ本やゲームの感想を書いたりするブログです。

基本的にオタクですが、そういう叫びはたまにしかしません。

日常のことや、趣味のことや、ちょっと考えたことを書きます。

ちょっと愚痴っぽいかもしれないです。

それでもよかったらどうぞ覗いてやってください。

それでは。




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『高慢と偏見とゾンビ』!見て来た!


映画の感想まとめ。

CMもやってないし情報番組でも取り上げられていない映画『高慢と偏見とゾンビ』見てきました。

まずタイトルからやばいよね!

『高慢と偏見』といえば世界名作文学全集なんかに収録されてるような作品だけど、そこにゾンビぶっこんじゃうってね!

まっとうにゾンビ殺しまくってたよ!

普通ゾンビ映画つったら原因究明とかするんじゃないのかな?と思ったがこれはそもそも下敷きの作品があるので突っ込まない。

そう、ベースが恋愛小説だからもちろん、ゾンビがいたとしても主人公たちが結ばれるまでの話なわけです。

そのへんは心配なし。

だがなんといっても格闘シーンが見どころじゃないだろうか。

ベネット家の姉妹はゾンビを殺しまくります。斬ったり撃ったりして。

一方相手役側、男性陣もひたすらゾンビ狩り。まあダーシーはリズとやりあったりしますけど……。

最初の舞踏会の前の、姉妹たちが着飾ってるシーンとか面白かった。

ガーターベルトにナイフ挟むし、ドレスの中いろんなところに武器仕込んでるのって、あれだろ、夢だろ。

それでゾンビが出たって聞いたら真っ先に駆けつけるんだから……他の人が騒ぎまくってたあたり、あの時代では武術を習うことはあっても女性がガンガン殺しまくっていくのはレアなのかもな。

ところで原作とほぼ同じなのがお母さん。

この人は武器触らないし戦わないし、娘たちに「結婚しろ!」って言うだけの人ですが、ほんと映画でもそれしかしてなかった。

そこが苛々するわけなんですが、一応お父さんという味方がいて良かったよね……姉妹たち。

牧師に求婚されたリズに対して「不幸な選択を迫られている」ってお父さんが言うシーンは、映画にもあって嬉しかったけどね。

お隣さんなんかはさすがに出てこなかったけど、ダーシーの叔母は大変なことに……最強の剣士ってなんだよ。

リズも絵画見て笑ってたけど私も完全にギャグだと思いました。



ラストウィカムが追いかけて来た時思ったんだが、リズもダーシーも有能なゾンビハンターなのに、なぜここにきてきっちりとどめを刺さなかったのか。

それと絵画にも描かれ、聖堂にも現れたあの四人は結局なんだったのか。

そのあたり不思議だったけど、まあこの映画は続きとか作らなくていいと思うぜ……リズとダーシーのなんやかやもどかしい部分は余すところなく再現できてたと思うし。

まあプロポーズは急だったか……いや原作も急だった、不意打ちだもんな、しょうがない。

ダーシーみたいなやつは嫌いじゃないんだが、真意をはかりかねるのでいまいち信じていいのかわからんし、その意味ではビングリーほんと良い奴。ジェインと仲良くな。

総括:原作のダイジェストみたいな感じでシーンが細切れに入ってたけど、美味しいところはちゃんとやってたし、これは結構楽しめる映画だと思う。後味の悪さもないし。


『オデッセイ』見てきた。

話題の映画『オデッセイ』見てきましたよ。
いやーひたすらサバイバルしてましたね。面白かった。
とにかく「いかにして生き延びるか?」がメイン。人間関係とか、余計なロマンスとかがなくて、そこが良かった。ほんとに。
怪我の治療に始まり、設備や食糧の整理確認、改造などなど。そういう細かいところが見てて楽しかったんです。
自分の持ってる知識や、残された道具を駆使してとにかく生き残る!って、それすごい燃える!
じゃがいもだけ偶然にも残ってて、それを種芋にして畑作っちゃうし、雨降らす装置作っちゃうし。作業見てるのがすげー楽しい。
要所要所に船長が残した音楽をかけてたんだけど、あれが明るすぎて逆に不安にさせられましたが、そんなこともなく。いい気分転換でしたね。
そして地球、というかNASAの皆さん。お金の問題とか広報の問題とかあっていろんな人がぶつかってたけど、なんだかんだあの長官好きだぜ…難しい立場だけど、しっかり長官の仕事やってたし。最悪は避けられたし。
技術職の皆さんのあれ…火星探査機の交信とか燃えたよ…。ものすごい技術の詰まった、ハイテクの塊みたいなものを使ってるのに、意思の疎通はカメラの回転やらアナログ!ハイテクとアナログの組み合わせ!最高!
そして突然の中国。なぜロシアじゃなかったんだ?原作がそうだったのか?と疑問だったが、えっと、あの人本当に技術職のアジア系の叔父さんなん?
なんにせよそこでの協力を決断したのは大いなる一歩でしたよ!個人が国家を越えた瞬間。これがラストに繋がって、米中の共同プロジェクトに。こういう流れも好きじゃ。
それにしても、ラストの救出シーンもリアルでよかった。楽観的でもなく悲観的でもなく。真面目に。
「やるぞ!」という意気込み、勢いに対して、トラブルの割合がバランスよかった。やり過ぎになってなかったというか。
サバイバル場面もそうだったけど、ずっと順調だと「ほんとか?」ってなるし、逆にトラブルが続きすぎてどん底になるとリアリティーが弱くなっちゃうと思う。
そういうところで、良いことも悪いこともきちんとあって、よかった。
いわゆるハリウッド映画とは違うし、単なるエンタメではない。と思う。断言できないのは、映画にあまり詳しくないから。
でもとにかく、余計なシーンは一切なかったし、物足りない感じもしなくて、すごく充実している映画だと思った。
面白かったです。宇宙のロビンソンクルーソー。

『パラークシの思い出』読了。

今回読んだのは、名作といわれるマイケル・コーニイの『パラークシの思い出』。前作の『ハローサマー、グッドバイ』も少し前に読んでます。
さて、いきなりだが…前半が退屈。そこがすごく残念。
というか、あの、これは少年の青春恋愛ストーリーなんですね。それはわかってて読んだんですけど。それにしたってもうちょっとどうにかならなかったのかな、と。
何がって、その、メインである恋愛のところが。
ヒロインの人格がなんかもうひどい。都合がいいとも言えるけど、なんだかすごく、主人公に付属するべくして、寄り添うべくして作られた感が強い。
だってなんかすごくお馬鹿さんじゃない?この子。チャームね。
前作ヒロインのブラウンアイズの方がマシだったかもしれない…と思えるくらい、『情熱的』。そう言うべきなのかな。
地の文が主人公の少年視点だったせいもあるけど、このシリーズ、ヒロインが何を考えているのか、さっぱり想像できない。もっというと、一人の個体としての人格があるのか、よくわからない。いや、あるはずなんだけども。
でもヒロインは合意が取れたと見るや、すぐ主人公を誘惑するわいちゃつくわ…恋は盲目ですかそうですか。少年には願ったり叶ったりですね。でももう少し思慮を見せてくれ。脳みそがあるって示してくれよ…。ほんと反射にしか見えなくてな…。
そういうわけで本編の大半はこの子らが『愛の営み』だのなんだのでいちゃついていて、もううんざりだった。それなら叔父さんが出てるシーンの方が、まだ緊迫感とかあってよかったよ。先を読みたい、この人の秘密がなんなのか知りたい、って思えたから。
そう、SF的設定の部分は結構面白かったんだよね。それにミステリ部分も。ただヒロインとの云々かんぬんがうざったいってだけで…。
人物では、村なし男のジョンが一番気になってた。というか、彼が一番のキーパーソンだと思ってた。なのに結局脇役だったな…それにヘレンも。
ヘレンは登場シーンが少なくて残念だったけど、すごく示唆に満ちたポジションで、かなり好きなキャラクターだった。こういう脇役の人たちの方が、その生活とか性格が気になる。
ジョンとヘレンの組み合わせもだけど、ジョンとミスター・マクニールの関係性も、あまり詳しく語られてはいないけど、不思議で興味深い。特にその距離感が。
ラストはトリガーの台詞が印象的だった。自分は他と違う、だから合わせないといけない。そりゃきっついわ。
しかもその差異が、「他人と違うものがある」ではなく「みんなが持っているものがない」だもんな…。それも精神の根本に関わるところ。もうこれはまるっきり別の種族だ。
だから主人公の父親は本当に微妙な立場で、なおかつすごい人だったんだなと思う。弟を支え、周囲に気を配り、それでいて自分はけして表に出ないようにする。難しいことだよ。
それでも弟は追い詰められてたんだよな。不幸としか言いようがないわ。
うーん。もう一回読むかと言われたら微妙な本だ。
それより『高慢と偏見』を買おうか…。

ジェイン・オースティン『高慢と偏見』読了。


ジェイン・オースティン『高慢と偏見』が面白かった件について。


『高慢と偏見』、やけに厚みのある本だし、古いし、この語り口だしとかなり読みづらそうだし……と最初は読み通せるかも分からなかったのに、すごく面白かった。

ファンタジーでもミステリーでもない、ごく普通の恋愛もの。しかも「世界名作全集」に入ってそうな古い作品。いつもなら絶対「ふーん」で終わるところなのに、やけに面白く感じた。

なんでだろう。と、いろいろ考えてみた。ネタバレありです。


1.自分の方にある要因

まず一つ目は、ジェイン・オースティンという作家に出会ったのが初めてだということ。

初めて読むということは、その作家の傾向が分からないということだ。それこそ、ハッピーエンドが好きなのか、シニカルな作風なのか、主人公がめちゃくちゃひどい目にあわされるのかも分からない。

だから、変に先を予想して読みたくなくなったり、興ざめしたりすることがなかった。この予測できなさが良かった気がする。

次、二つ目の要因。なんだかんだいって、私は古い時代の物語が好きだ。

ちなみにこの本を図書館で借りたとき、江戸時代が舞台の時代小説だ。これはこれで面白かった。

昔から歴史とか時代物が好きで、レトロなものが好きだったので、この作品が18世紀末のイギリスというのは、とても趣味に合っていたと思う。

馬車が現役の時代ってのがいいよね。馬車。実際に乗ったらすごく揺れてきついだろうけど。

ともあれ、通信手段と言えば手紙、移動手段といえば馬車、今と比べたらかなり不便な時代。それくらいの時代の方が好きだ。



2.作品そのものについて

今度は、自分だけでなく作品本体が面白い理由について考える。

やっぱり、王道っていうのがいいのだろう。

主人公は、五人姉妹の長女ジェインと次女のエリザベス(と考えておく)。

ジェインの恋は、「素敵な人に会った!たぶん両想い」から、「でもあの人は遠くに行ってしまった。気持ちが分からない……」となり、最終的には「やっぱり両想いでした」というストレートさ。

一方でエリザベスも王道。「何あのひと、やな奴!」という耳をすませば的なところから、いろんな話を聞いて「やっぱりやな奴じゃないの」と他の人が気になったりしてたら別の噂で「あれ?本当は良い人なのかも……」、ある事件でお世話になって「どうしよう、やっぱり良い人だった!」と印象が180度転回。

面白かったのは主に後者、エリザベスの話。彼女はしっかりと自分の意見を持っていて、それをはっきり言い出せる人。(特にラストの夫人との応酬とか、ダーシーとの決定的瞬間のやりとりとか、ほんとスカっとする)

というわけで、相手役であるダーシーに抱いた印象(というかまあ、嫌いだということ)をわりとはっきり言います。一応社交界云々の話なので言葉遣いは丁寧で慇懃だけど。

ダーシーも愛想ないしお互いつんけんしてます。でも彼の方が先に、エリザベスに対する印象を覆される。

そして後からエリザベスの方も印象を変える。この、登場人物が相手に抱いた「印象の変化」が作品の魅力かも。

しかも二人とも苦悩しながらも認めざるを得ない、どうしても認めないわけにはいかない、としぶしぶ受け入れているわけです。そこがけっこういい。なんだかんだ言って二人とも素直。

というわけでエリザベス可愛い。最初は「偏見」にさらされていても、「私は偏見を持っていた」と気づいて後悔したり、相手の良い部分も徐々にだけど受け入れていく。その過程や揺れ具合がすごく良かった。「キャラクター」というより「人間」って感じ。ジェインのひたすら善良な性格よりも人間味があるなって。

たくさんいろんなことについて分析して考えて、冷静で理性的で、でも自分の気持ちを否定するわけでもない。すごくバランスが取れている人だと思う。そういうところもエリザベスの魅力なのかな。

ここまでで、
・王道のストーリー(人間はみんな王道が好きだよ!)
・登場人物の感情や考えの変化、揺れ
・人物の性格そのもの
が、魅力ということが上がった。

あとはなんだろう。

人物に関して言えば、あの、ジェインとエリザベス以外の家族はとんでもないんですけどね……とくにお母さんがね。

あのお母さんはきつい。ついでに言うと末の妹もマジやばい。おかげで姉二人はかなりやきもきするわけです。

ああ、この辺もいいのかな。あのとんでもないお母さんと末っ子のおかげで、ジェインとエリザベスがすごく魅力的に……お母さんは反面教師かな。

そうだこれもだ。
・現代の女性も共感できるところ
これだ。

何が恐ろしいってこのお母さん、とにかく五人姉妹を「片づけ」ないとって躍起になってるところ。片づけってのはつまり結婚である。

オールド・ミスにならないように、とにかく嫁がせたい。もちろんお金があって、立派な紳士で、近所に土地と邸宅があって……ものすごい高望みだけどとにかく妥協していいから嫁に行かせないと、とまあ、娘たちを急かすわけです。

これは娘たちには結構なプレッシャーになります。特に女性が働くことのない時代だし。もろもろきつい。

現代でもあります。成人して働き始めて、楽しくなってきたかなーとか思ってたら「結婚は?」って。

この一言、超怖い。このあたりが今現在の私にもすごく響いている。作中で「姉がオールド・ミスになったら面倒見ないといけないんだよなあ……」とか心配されていたシャーロットと同い年だし。

シャーロットの場合は取るに足らない人物と結婚することになるわけですが、それもこの恋愛物語において珍しくも、「家庭を持ちたい」という理由から。彼女も相当なプレッシャーがあったんでしょう。

前述の、この本と一緒に借りた時代小説も『姫は、三十一』(風野真知雄)で、まあこのお姫様も三十一歳なのに結婚してないんですが。

えー、つまり、いつの時代も女性は結婚と結婚を急かす周囲(特に母親)に悩まされる、というところ。この作品全体のテーマが今の私にぴったりだったわけですね。

あ、もしかしたら五人姉妹というのも……自分も三姉妹だからなんとなく共感しやすかったのかも。ちなみに若草物語もわりと好きだったりする。

つまり、「自分と共通した状況・境遇」。それでいてハッピーエンドだったことも、楽しめた要因だろう。自分の状況には影響がないにしても。



こんなところだろうか。

まとめると、
・初めて読む作家で新鮮だった
・古い時代が舞台で、趣味に合っていた
・王道のストーリー展開
・登場人物の揺らぎ、変化
・登場人物の性格
・今の時代の人(含む自分)と似た状況、状態で共感できる
こんな感じ。

そうか、これが面白さの要素かー。
読後感も良かったしね。これも良さだ。

ああよかった。面白かった。ハッピーエンドだし。
恋愛ものを楽しめた新鮮さも。

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プロフィール

鈍色

Author:鈍色
鈍色だったり丼だったりYOUだったり、と場所によって名前が変わってます。でもだいたい丼と名乗る。
本と漫画とゲームをこよなく愛しつつ、しかし時折拒絶反応が出て、なおかつ活字中毒症状が出て死にそうになります。
歴史とか神話とか宗教とか大好きです。
哲学無き人生は無意味。とか言ってみる。

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presented by.悲観的なピエロ

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